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スタッフブログ

バックナンバー

2009年 09月のバックナンバー一覧です。
シルバーウィークの最終日(秋分の日:お彼岸)です。
本当は、みんなで“おはぎ”を食べてお祝いしたいところですが、
諸般の事情(?)によって、苑内喫茶を楽しみました。

ロングステー岡本では“喫茶のより”といってほぼ毎週日曜日午後に、
ボランティアさんの力も借りて行っていますし、ロングステージ灘も
“ロンロン”を営業しています。
御影の場合は、月に1回職員が中心となって、眺望の良い5階を使って
“喫茶なぎさ”を開店しています。

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喫茶なぎさの様子です。後ろに見えるのが高羽大橋、海が見える絶好の眺望です。(※ソフト加工しています)


喫茶のメニューは、コーヒーや紅茶などの飲み物の他に、食べやすさを考えた
スイートを何点か揃えます。定番のホットケーキやアイスクリームも人気ですが、
毎回趣向を凝らした【本日のおすすめ】が季節の彩りを運んできます。

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本日のおすすめ ♪さつまいものレアチーズケーキ♪ です。


このケーキ、できあいの商品ではありません。
栄養士特製の自家製ケーキなのです。
(残ったら)私もお相伴させていただこうと期待していたのですが、
もちろん、売り切れで私の口に入ることはありませんでした。

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特製さつまいものレアチーズケーキ


普段のデイルームとは違う雰囲気で、ティータイムを楽しんでいただけたでしょうか?
9月20日(日)快晴、御影だんじりパレードが行われました。
本来は5月の予定だったのですが、新型インフルエンザの影響で延期になり、
特別に9月のシルバーウィークに行われることになったのです。

当日は、雲ひとつない快晴、気温は高いものの湿度が低くて実に爽やかな
陽気です。予定の時間が近づいてくると、

 ・ドンドコドコドコドコ、カンカンカン

と、鳴り物の音がどこからともなく聞こえてきます。
どこかしら「うきうき、そわそわ」した気分になってきます。

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浜石屋のだんじりです。なかなか勇壮です。かっこいいのです!


街中を練り歩くだんじりですが、なんと施設の前まで来ていただきました。
この時ばかりは、ゲストのみなさんも玄関先まで降りてきて、だんじり囃子を聞き、
廻したり、煽ったり、走ったりするだんじりの見せ場を楽しみました。

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施設の前まで来ていただけます。みんなで見て拍手拍手の大喝采!


だんじりは、おおぜいの稚児さんが先頭に立って引き綱を曳いています。
その稚児さんにお菓子を配るのも、例年私たちの施設の担当です。
僅かな金額のお菓子ですが、みなさんに喜んでもらっていただいています。

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稚児さんたちにお菓子詰め合わせを振る舞います。ありがとう。(※ソフト加工しています)


ロングステージ御影には他にも「西の町」のだんじりも来ていただけます。
神戸市東灘区に残る「だんじりの風物」、毎年の楽しみにしています。
私たちの世代にとって「敬老の日」というと9月15日のイメージがあるのですが、
今年は9月21日が敬老の日となりました。
二日早いですが、ロングステージ御影では、19日(土)に【敬老会】を行いました。

敬老会といっても大げさに特別なことをするわけではありません。

  ・ごちそうを食べて、
  ・みんなで長寿を祝って、
  ・紅白まんじゅうをいただきす。

昔は職員総出で大がかりな行事をしたこともありますが、今はのんびりと
ゲスト(お年寄り)のペースに合わせてタイムスケジュールも組み立てます。

  ・<料理を食べて>
     →美味しいね! 
  ・<ボランティアさんの演奏を聴いて>
     →上手やね!
  ・<紅白まんじゅうをいただいて>
     →うれしいね!

と、言っていただくのが、私たち職員のなによりの喜びです。

来年も、みんなで揃って、お祝いしましょうね!

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今日のお献立、美味しそうでしょ! 美味しいんですよ!!!


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琴&フルートアンサンブルの“シャープ&フラット”のみなさんです。


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お祝い事には、やっぱり紅白まんじゅうです。

六甲道の「いりふねやさん」から今朝届けていただきました。
ロングステージ御影には、月に1回「ハンドマッサージ」のボランティアさんに
来ていただいています。
アロマオイルの香りの中、ハンドマッサージを行い、マッサージ終了後マニュキュアを
塗ります。私も(参加はできませんが)ボランティアさんに挨拶したり、マッサージを
受けているゲストとおしゃべりをしたり楽しいひとときを過ごしています。
当日は、廊下にもほのかにアロマの香りが漂ってきてなかなか良い感じです。

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ハンドマッサージを行っています。(※ソフト加工しています)


明治や大正(昭和初期)生まれの女性は、とても上品な方が多いのですが、
それらのみなさんに共通していることがあるように思います。それは、

   ・しろく
   ・きめこまかく
   ・ほっそり


している手先なのです。そう、それをケアするのが「ハンドマッサージ」なのです。
マッサージを受けているゲストが口々に

   ・「手が白いね~」
   ・「柔らかいね~」
   ・「白魚のような手やね」


とお互いを誉め合います。また、まわりの職員も、

   ・「透き通るような手やね」
   ・「もち肌やね」
   ・「ほっそりした指やね」


と、声をかけていました。

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ハンドマッサージを受けています。


ハンドマッサージが終わると、指先にマニュキュアを塗っていただけます。
失礼ながらお年の割には派手な色を塗られる方が多いのですが、そのどなたもが
とても嬉しそうにされておられます。まるで娘さんのように!

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マニュキュアを塗って、綺麗な手でしょ!


同様のケアは、いろいろな施設で行われているようで、
『ためらいの看護』を書かれている西川勝さんも、

  ・敬老に、色香を戻す、紅をさし

という、川柳を老健勤務時代に作っておられます。
お年寄りに、口紅をさすのに資格は必要ありません。
でも、口紅で行うケアもあるのです。
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ロングステージ御影の屋上ではささやかな家庭菜園をしています。

 ・大葉
 ・枝豆
 ・さつまいも

大葉は、ときどきつまんで使っていましたが、枝豆が収穫できそうに
なったので、料理レクリエーション『枝豆スープづくり』を行いました。
まずは、収穫です。ふんだんな太陽の光を浴びて大きく育ってくれました。

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ゲストと共に、

  ・さやを枝から外して
  ・お湯でゆでて
  ・さやから豆を取り出しました。

結構、力や手先を使う作業ですが、みなさん真剣なまなざしで取り組んで
おられました。まさに活きたリハビリテーションでした。

さて、その後は栄養士さんの出番で、枝豆をミキサーで砕き、予め作ってあった
玉葱・ジャガイモのピューレと混ぜ込み、豆乳を加えてさっと煮込みます。
抜群の塩梅で味を調えるのはさすが専門職の真骨頂!

ミニクロワッサンを加えて本日のおやつになりました。
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

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