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スタッフブログ

バックナンバー

2010年 05月のバックナンバー一覧です。
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 だんじりが施設前にやってきました。今度は“浜石屋”地区のみなさんです。
 昨年は、運悪く‘新型インフルエンザ’発生時にあたって、やむなく延期、秋にパレードをおこなわれました。秋空の下でのだんじりも爽やかで良かったことを憶えています。
 浜石屋さんのだんじりには、いつも多くの稚児さんがついて回っています。お母さんも一緒だったり、お父さんに抱かれていたり、友だち同士だったり、だんじりの前で綱を曳く子どもたちもいれば、うしろにくっついて回る子もいます。また、少し大きな女の子がだんじりに乗って提灯を振っています。他の地区のだんじりでは見ることのできない光景です。

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 トンチントンチンお囃子の太鼓と鉦の音が聞こえてくると、ワクワクしてきます。思わず踊り出して車道にまで行ってしまうグループホームのゲストや、車椅子の上から折れんばかりにだんじりに向けて手を振る特養のゲスト、なかなか普段の生活の中では見ることのできない‘生々しい’生きる姿がありました。だんじりのお囃子の調子、身体が憶えているのでしょうね。

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 施設の前では、だんじりでいろいろな動きを見せていただけます。前を大きく揚げてあおったり、一旦後ろに下がって勢いを付けて前に突撃したり、大勢の男の方が半被の下に大玉の汗を滴らせながら一生懸命集中している姿は、いなせで格好いいものがあります。今日の残り半日と明日一日頑張ってください。しっかりビールの差し入れをしておきました。
◇運営推進会議(グループホーム御影)
 ロングステージ御影のグループホームで平成22年度第1回目の運営推進会議を開催しました。地域の民生委員さんや地域包括支援センター職員も迎えて、10家族が集まりました。
 今回は、いつものように施設や地域からの連絡だけではなく、相次ぐ福祉施設での火災について、ロングステージ御影ではどのような防火防災対策をとっているのかについて説明をさせていただきました。

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 建物は鉄筋コンクリート造の防火建築です。室内も防燃・難燃素材が使われています。また、熱感知器や煙感知器が設置されており、万一の延焼を防ぐために防火区画が決められており、防火扉によって区分されています。
 消火設備としては、消火器を各所に配置し、一人でも扱える屋内消火栓も各階に設置しています。そして、スプリンクラーを全館に設置し万一の場合にも消火できるように体制をとっています。
 火災受信所は1階事務室にあり、各種警報盤や火災受信機が設置されています。火災を受信すると館内には自動放送が鳴り響き、非常口のストロボライトが点滅します。所轄消防署へのワンタッチ通話システムも設置しています。このような設備をいざというときに使いこなすことができるように、年に2回消防訓練を行っています。
 このような説明を天井を見上げ、消火器を手に持ちながら説明させていただきました。

◇家族懇親会(特別養護老人ホーム)
 一方特別養護老人ホームでは、初めてご家族が集まる機会である‘家族懇談会’を行いました。今までにも、夏祭りや敬老祭、新年会などで施設に来ていただいてゲストと一緒に楽しんでいただく機会や、カンファレンスで介護について相談させていただくことは定期的に行っていましたが、今回はご家族様だけに集まっていただき、それぞれの親睦を深めることができたらと思って開催させていただきました。

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 参加していただいたご家族は30家族、用意した会場では一杯で会場を変更するほどの大盛況でした。お忙しい中ありがとうございました。今回の開催趣旨とグループホームと同じく防災設備の話をさせていただいた後は、各階毎に分かれて職員を交えての懇談になりました。30分あまり忌憚なきお話をお聞かせいただきました。
 今回の懇談の内容を受けて、今後‘家族会’を結成し定期的な会合を行っていこうと計画しております。その際は、よろしくお願いいたします。

※写真はプライバシー保護のためにソフト処理と一部加工しています。
 今年もこの季節がやってきました。

  ・だんじり

 雄壮豪華なだんじりが町内を練り歩きます。
 鉦や太鼓の音に合わせて若者が跳ね踊り、
 可愛い稚児さんが力を合わせて綱を引きます。

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‘西之町’さんのだんじりです。だんじりは大きく原型を変えずに少しずつ部材を新調していくのだそうです。末永く歴史と伝統を守っていこうとする心意気を感じます。

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 施設の前では、いわゆる【練り】をしていただいています。前方を高く上げたりおろしたり、鉦の音とかけ声によって大勢の男の人たちの力が合わさって大きくて重いだんじりが大きく動きます。そして、圧巻は“廻し”です。片方の車輪を中心にしてだんじりが何回転もします。だんじりの車輪は4つ、いずれも固定されています。ハンドルにあたる車輪はないので、曲がったりするときには“滑らす”しかありません。これもかけ声をかけて一気にやってしまっています。見ていて、なかなか雄壮で格好いい物です。

 地域の結びつきを深く感じる行事です。大型連休に地域で育った(育てられた)衆が集まって、だんじりを曳き町を練り歩く。もちろん住民との出会いも多くあり、声をかけられることもたくさんあるように思います。

 ・地域に住み、生きていると感じる

 ことができるのが、だんじりの素晴らしいところではないのでしょうか。

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 屋根から身を乗り出して“ふさ”を振り回す若い衆、今日は気温も上がっており大変なことだと思います。ふつ日の練り歩けば真っ黒に日焼けすることでしょう。それでも、ここにいることは名誉なことなのだと思います。

 回転の中心は、道路が削られます。毎年ひとつずつ、“これ”が増えていきます。施設の前まで来ていただいた証拠です。

 西之町のみなさま、ご訪問ありがとうございました。
 楽しませていただきました。
 また、来年もよろしくお願いいたします。

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