エントランスホールに【五月人形】を飾りました。
 つい先日までは、雛人形(七段飾り)が飾ってありましたし、
 その前は、クリスマスツリーが輝いていました。

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●5月人形とは?
 長い武家社会の中で、鎧や兜は男子にとって非常に大切なものでした。
 戦いでの身体防御として、鎧、兜は身を守る大切な役目をもっていたため、
 今日では、その精神を大事にし5月人形として鎧や兜を飾るようになりました。
 男の子の誕生を祝い無事に成長し、強く、立派な男性となるようにとの、
 ご家族の願いがあります。
 つまり、鎧や兜が身を守ってその子に災いがふりかかりませんように、
 受験・就職・結婚など、人生の幸福に恵まれますように、
 と言う思いが込められているのです。

 なかなか、凛々しくて格好の良いものです。
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 エントランスに降りてきたみなさん、必ず足を止めて見てくださります。
 そして、ほとんどの方が、

  ・かっこいいねぇ~
  ・男らしいねぇ~

と言われます。


 来年は【鯉のぼり】も飾ってみようかなとも思ったりします。
●鯉のぼりはなんの為?
 鯉は清流はもちろん、池や沼地でも生息できる非常に生命力の高い魚です。
 その鯉が、急流を上がり、竜門と言う滝を上がると竜になって、
 天へ昇ると言う中国の伝説(登竜門の由来です)にちなみ、どんな環境ににも耐え、
 立派な社会人になるようにとの、子供の立身出世を願う飾りなのです。
 また、男の子が生まれた事を、天の神様に「どうか我が子を見守ってください」と
 お知らせする目印にする為鯉のぼりを立てると言う節もあります。