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スタッフブログ

バックナンバー

2016年 02月のバックナンバー一覧です。
 明日はバレンタインデーです。
 今年は日曜日に当たってしまうので、8日から始まる1週間いつものおやつに加えてレクリエーションで小さなチョコレートをゲストと共に作りました。
 まぁ、作りましたと言っても、カカオバターから作っていくわけではなくて、市販の板チョコを溶かして生クリームと混ぜて形を整えるだけなのですが、包丁を使い、電磁調理器を使い、手で丸めるとなると立派なレクリエーション(もとい、機能訓練)になってきます。


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板チョコを小さく切っていきます。
この緊張感の伝わる包丁使い。
ちなみに板チョコは私のたっての希望で赤い包装紙のものにしていただきました。




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生クリームを温めます。




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チョコレート投入。溶かして混ぜていきます。
 生クリーム100ccにチョコレート約200gの割合です
 グニグニと混ぜ込んでいきます。




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充分に混ざったら、一旦鍋から降ろしてバットに流して冷やします。




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ある程度固まったら、小さく丸めて粉砂糖の上をコロリと回ります。




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ハイ! できあがりです。


 男性ゲストにお渡しするのはもちろん、作った女子も美味しくいただきました。

 明日14日、施設のおやつは【ハート型チョコレートプリン】だそうです。
 女子にもお出しするのでささやかですが楽しんでいただくことができればと思っています。
 2月8日から4週間の予定で就職情報webページ【とらばーゆ】にグループホーム御影の情報を公開しています。

 テーマは、“グループホームで暮らすということ”

 認知症のゲストが、グループホームで暮らすとなぜ周辺症状が治まって落ち着いて過ごすことができるのか?
 そのために工夫していることは?
 そして、実際にゲストはどのような生活をしているのかを、写真と文章で説明しています。



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 まずは玄関で迎えてくれるこの看板です。
 グループホームは『家』ですので、玄関を入って事務室があるわけではありません。
 入り口も専用、エレベーターも専用です。
 玄関外にインターホンがあって、自動ドアはセンターロック。
 ちょうど集合住宅のような感じです。
 チャイムの音も♪ピンポーンなんです。



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 取材をどの時間帯にしようかと考えていました。
 朝起きて、ごはんを食べて、お話をして・・・
 その間に、トイレやお風呂やレクリエーションがはさまります。
 写真に撮ると、うーんあまりグループホームらしさが伝わらないように思いました。

 なので、食事の風景に絞ってみました。
 グループホームの食事は、隣の特養や下のデイサービのように、一人ひとりのお膳をあらかじめ組み上げてくるわけではありません
 トレーやータッパーで人数分相盛りで配膳された食事をそれぞれの器に取り分けるのです。
 この行為はまず特養ではできません。
 そして、この行為はグループホームでの役割分担、自己肯定感にはもってこいなのです。
 上手にお箸を使うMさんです。
 お箸の持ち方もまさに教科書通りです。
 そして、満遍なく取り分けるのの上手いこと上手いこと。
 写真を撮っている私も感心してしまうほどでした。



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 お味噌汁も取り分けます。
 こちらは、熱い食材にも強い方がおられるとのことで当番が決まっているようです。
 お玉の使い方も上手です。
 男性の私に上手なんて言われる筋合いはないですよね。
 今まで、何日も何日も、繰り返してきた日常生活動作なのですから。


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 みなさんで「いただきます」です。
 みんな揃って食べる。
 そこに役割分担がある。感謝がある。
 すると、自分の居場所があり、自己肯定感につながる。
 少し大げさですが「生きてて良かった」となるのですよね。
 ここが、グループホームの強みです。

 定年まで夜勤を続けながら働き続ける職員もいます。
 興味ある方のご応募を心待ちにしております。
 竹内先生は、私たち介護をしている職員にとっては神様のような人です。
 今でも語り継がれる名著の数々(今でも廃版でないのがすごいですが…)

  『医療は生活に出会えるか』 1995年
  『通所ケア学』 1996年
  『介護基礎学』 1998年
  『認知症のケア』 2005年

 私も、何度も研修に行きました。
 怖いのなんのって・・・
 事例発表に、自分の持ちケースでも出そうものならコテンパンです。
 でも、最近はだいぶ柔らかくなってきたと聞いてはいます。
 “竹内理論”については、このブログで語ることができるような簡単な内容ではないので、竹内先生の名著&近著を読んでいただくこととして、今日紹介したいのは、その竹内先生の監修を受けて書かれた『「日中おむつゼロ」の排泄ケア』なんです。

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メディカ出版2016年2月10日初版 1,900円+税


 著者の高頭さんは、ロングステージ御影とロングステージKOBE大石に、ユニットケア研修の講師として来ていただいていた方です。
 この研修によって、今御影で行われている“いいねっ!”の取り組みが始まりました。

 本の内容は、後始末ではない「真っ当な排泄ケア」のための実践書です。
 このブログでも書いている内容や、少しですが「生理的な身体の動き」をしっかりと使った身体ケアなどについても内容に盛り込まれています。

今日は節分2016/02/03

 2月3日は節分です(若い職員には立春の前の日と説明しなければなりません。さらに立春とは? 二十四節季とは? 日本古来のことは学んでくださいね)

 私が子供の頃には豆まきをしたくらいしか記憶がないのですが、最近では“恵方巻き”の宣伝で今か今かという感じさえあります。



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 老人ホームで“丸かじり”というわけにはいきませんので、カットしています。
 副菜には【小鰯の生姜煮】が付きます。



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 海苔が口腔内に張り付いて食べにくく感じる方もおられます。
 なので“ちょっと工夫”をします。
 巻き寿司を刻んだり、つぶして見かけを悪くすることはせずに、海苔を薄焼き玉子に代えて巻いたものです。

 テーブルに着いたときに、自分だけ他のみなさんとあまりにも見かけが違うのは…
 どこか、淋しいじゃなんですかね。

 ちなみに今年の恵方は“南南東”だそうです。

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