穏やかな新年を迎えることができました。
 施設にも、大勢のご家族様がお越しになっておられ、ゲストと一緒に新年のお祝いをされています。


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2018年(平成30年)です。

 ロングステージ御影が開設したのは、2005年(平成17年)です。
 ということは、今年の4月でまる13年を迎えることになります。
 一番長い期間いらっしゃるゲストは、開設の年(2005年)5月26日入居の女性です。ちなみに年齢は97歳(今年の誕生日で98歳)なんです。




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2階廊下の作品は、ゲスト製作です。

 たくさんのご家族の来訪がありますが、施設内のスケジュールはいつもとあんまりかわりません。
 朝食も昼食も夕食も、いつもの時間にお出しします。
 お風呂も普通に順番で入ってもらっています。



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朝食と昼食は“おせち風”にしてお出しします。

 咀嚼や嚥下能力が、落ちてきているゲストさんのためにいろいろと工夫をした食事を作っています。
 伝統食である“おせち”のイメージを、ゼリーやソフト食などでどう表現していくのか。
 ある意味、高級料亭でお金をかけて豪華で美味しい物を作るよりも難しいことだと思います。



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お屠蘇...代わりの甘酒です


 13年前ならば、屠蘇器にお酒を入れて飲み干されるゲストもおられました。
 でも、今はなかなか難しいのが現実です。
 でも、雰囲気を味わっていただきたいということで、屠蘇器はそばに置いて、甘酒を提供しています。
 甘酒も駄目な方には、リンゴジュースを用意しています。

 BGMに♪正月用箏曲が流れる中の、お屠蘇振る舞いでした。