男性の私からみていると、女性は髪型をいろいろと変えることが出来るので羨ましく思います。
ロングステージのゲストの中にも、それはそれはお洒落な方がいらっしゃいます。

ご家族と外出(外泊)される時に、昔からの馴染みの美容院に寄られる方もいらっしゃいます。
また、行きつけの理容院を指定して散髪に行かれる方もおられました。

ほとんどの方は、施設に月2回やってきてくださる理美容サービスを受けておられます。

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特養3階の理美容室を使って行います。


今の特別養護老人ホームには、伸び放題の髪の毛の方や、癖毛でバサバサの方を見かけることは、
ありません。身だしなみのひとつとして、髪の毛のカットや場合によっては染色やパーマも、
身体まわりのケアとしてしっかりと捉えられているからです。

しかし、美容室に入ってらっしゃるゲストの方々を見ていると、単に髪を切るだけということではなく、
やはり、

 ・いつまでも綺麗でいたい
 ・いつまでも女性らしくしていたい

という、女らしい気持ちを持っていることを感じずにはいられません。

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カットの他に、パーマや毛染めをされるゲストもおられます。


 ・人に見られていることを意識すること、意識できること

は、自分を自分と認知している上でとても大切なことなのでしょう。
いつまでも綺麗でいたいと思って、自分を磨く女性たちが活き活きしているのは、
こんなところに秘訣があるのかも知れませんね。