少し前ですが、ロングステージ灘のデイサービスセンターでゲストの方々と保育園児20名(5歳児)との交流会を実施しました。 

 子どもたちはかなりの緊張気味でしたがとても温かく迎えてくださったゲストの方々の拍手と笑顔に囲まれながら普段保育園で歌っている唱歌「みかんの花咲く丘」や「瀬戸の花嫁」などを歌いました。歌を一緒に歌う方、手拍子をしてくださる方、目をつぶられて懐かしさに浸りながらお聞き下さる方、子どもたちには、人生の大先輩である一人一人の表情がとても新鮮に感じられたようでした。

 核家族化が進む中で、高齢者と乳幼児がふれあえる機会が極端に減ってきている世の中です。子ども達もどのようにゲストの方々と話していいのか戸惑っていましたが、肩たたきや握手を歌に合わせてしていくうちに距離が縮まり、中には感動されて泣かれているゲストもいました。

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握手をしました。小さな手と味のある手の出会いです。(※個人情報保護のため加工しています)

  ・98歳のおじいちゃんがいたよ。
  ・握手をしたら、いつまでも握手してくれたよ。

と、人生の先輩方々にお会いできた様子をいつまでも話していました。

 今後も子どもたちにとって、とても身近にいるおじいちゃん・おばあちゃんの存在でいていただけるようこれからも交流を図っていきたいと考えています。

 記事・写真:ロングステージCOCORO保育園