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スタッフブログ

バックナンバー

2009年 12月のバックナンバー一覧です。
 今日は“クリスマスイブ”です。
 施設でもいろいろなことをして楽しみます。

 まずは、COCORO保育園
  ・叶谷(かなや)あやさんを迎えてのクリスマス会
    叶谷さん:大阪音楽大学を卒業。現在は声楽家として活躍の他に、ゲーム音楽の作曲や、
           ピアノ・声楽の後進の指導にあたられています。
 その叶谷さんのクリスマスソングを聴きながら雰囲気を味わいました。保育園のホールにこだまするオペラの歌声、伴奏していた保育士さんにあとで聞くと「鳥肌が立った」とのことでした。

  ・サンタクロース登場  日本語が上手になったサンタさん。毎年来てくれますね。
  ・クリスマスメニュー  アンパンマンオムライス、チキンナゲット、星形フライドポテト

 サンタさんも毎年1回の子どもたちとの出会いをとても楽しみにしていました。帰りに食堂を‘ちらっ’と見て『美味しそう!』と言っていましたよ。

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左:COCORO保育園のアンパンマンオムライス  右:ロングステージ御影のにぎり寿司バイキング


 ロングステージ御影では、昼食に“にぎり寿司バイキング”を楽しみました。最近ではスーパーのチラシなどにも「クリスマス寿司」などとあるので、チキンでなくお寿司を食べるのもありでしょう。職人さんをお呼びして、実演を交えながらのいわば「お寿司食べ放題」は、‘お寿司がなによりのご馳走’という方の多い世代にとって、チキンやケーキよりも良いのではないのでしょうか。もちろん、お寿司ということで、食べるということにいつも以上に意識がいくのでしょう、咀嚼や嚥下に少し困難が見られる方も、通常より常食に近い食事形態で食べることができていました。お寿司が魔法の食べ物と言われる所以です。

 食後は、【コーラスグループなでしこ】さんの歌唱を楽しみました。クリスマスソングを続けて歌い、その後♪もういくつ寝るとお正月♪を歌いました。‘もろびとこぞりて’よりも‘ジングルベル’よりも‘お正月’が一番大きな声で合唱できていたようです。折角サンタクロース姿で歌っていただいている【なでしこ】さんには申し訳ないのですが、「チキンよりもお寿司」だったようにお年寄りにとっては「クリスマスよりもお正月」なのかもしれないなとあらためて思いました。
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サンタ姿の【なでしこ】さんたちです。その姿に思わず“かわいい”と言ってしまいました(失礼!)

 ロングステージでは、新卒学生就職情報サイト【マイナビ】に参画しています。

 10月1日より昨年の取材画面を使ってエントリーの受け付けをしていました。就職活動が本格化する年明けからの新しい画面のための取材を、新しい施設ロングステージKOBE大石で行いました。
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入職1年目、就職活動で感じたことや新人業務について取材を受けています。


 2011版は、この春入職した新人、5年目でフロアリーダーとして御影から大石に異動した職員、介護職を4年経験し現在は生活相談員として活躍している職員の三人が取材を受けました。それぞれの経験や思いをライターの方が聞き取りし記事になっていきます。どのような内容になるか楽しみです。

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求める人物象や就職説明会の様子、選考過程などは小林施設長が取材を受けました。


 【マイナビ2011】は1月中旬にUPする予定で作業を進めています。取材に来ていただいているライターさんやカメラマンさんも前回と同じ方々です。ロングステージの魅力をきっと余すことなく伝えてくださる内容になることだと思います。また、取材対象の3人もとても素敵な職員ですのでUPを楽しみにしてお待ちください。
 フロアーのゲストから、優しくそして温かい声がかかります。
 一緒に働いた仲間たちから、励ましや感謝の言葉が贈られます。

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ゲストからの花束贈呈、そして集まった仲間からのねぎらいの拍手(※ソフト加工しています)

 ゲストと接した時間、介護について考えたこと悩んだこと、仲間との協調や衝突、
 いろいろなことがあったことだと思います。それはみんな人生の糧(かて)となることでしょう。

 “人と関わる仕事”をしている私たち。

   ・ロングステージで働いたことを誇りに思って、
   ・ロングステージで経験したことを糧として、

 素敵な女性として、楽しい家庭を、豊かな人生を築いてください。

 おめでとうございます。そして、今までありがとうございました。

追伸
 また、時々、施設に顔を見せに来てくださいね(^_^)/~
 少し前ですが、ロングステージ灘のデイサービスセンターでゲストの方々と保育園児20名(5歳児)との交流会を実施しました。 

 子どもたちはかなりの緊張気味でしたがとても温かく迎えてくださったゲストの方々の拍手と笑顔に囲まれながら普段保育園で歌っている唱歌「みかんの花咲く丘」や「瀬戸の花嫁」などを歌いました。歌を一緒に歌う方、手拍子をしてくださる方、目をつぶられて懐かしさに浸りながらお聞き下さる方、子どもたちには、人生の大先輩である一人一人の表情がとても新鮮に感じられたようでした。

 核家族化が進む中で、高齢者と乳幼児がふれあえる機会が極端に減ってきている世の中です。子ども達もどのようにゲストの方々と話していいのか戸惑っていましたが、肩たたきや握手を歌に合わせてしていくうちに距離が縮まり、中には感動されて泣かれているゲストもいました。

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握手をしました。小さな手と味のある手の出会いです。(※個人情報保護のため加工しています)

  ・98歳のおじいちゃんがいたよ。
  ・握手をしたら、いつまでも握手してくれたよ。

と、人生の先輩方々にお会いできた様子をいつまでも話していました。

 今後も子どもたちにとって、とても身近にいるおじいちゃん・おばあちゃんの存在でいていただけるようこれからも交流を図っていきたいと考えています。

 記事・写真:ロングステージCOCORO保育園
 7月に前半を行った『リクルート中堅職員研修』の後半が始まりました。今回も全国の施設から24名の中堅職員が集まりました。

 「メンバーシップの向上に役立てる」が、この研修のねらいです。自分の置かれている現状を理解し、そして自分が他人にどう映っているかを考え、役割と責任を果たすことができる人材となっていくためのことをグループワークを通して学びます。

 前半3日、後半3日、翌年のフォロー研修1日と、ぎっしり内容の詰まった研修です。そして、各自職場に帰って研修で学んだ内容を現場で実践していくのです。

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熱気を帯びたグループワークの様子が伝わるでしょうか?(※ソフト加工しています)


 ロングステージの中でも違う施設の職員です。また違う法人の職員の方々も多く参加されています。日々の業務ではなかなか出会うことの少ない職員が、同じテーマを与えられ同じ時を過ごしていく。ここには共感があります。研修自体もそうですが、共感を持った仲間たちが集まる。このことも中堅職員研修の大きな効果ではないかと思います。学び会う仲間がいるということは、他に代え難い素敵なことではないかと思います。

 研修は、明日も続きます。みなさん、がんばってください(^_^)v
 12月3日(木)、来春入職予定の職員が集まり、第2回の内定者研修会を行いました。今回の講師は、

 ・下村恵美子さん  福岡にある“宅老所よりあい”代表

にお願いしました。簡単に下村さんのプロフィールをお知らせします。      

 ・下村恵美子さん
    高校卒業後、金融機関に働く。「祖母のぼけの世界」と付き合
    って30歳で「人間相手の仕事がしたい」と福祉大学へ入学。
    平成3年11月より宅老所に取り組む。宅老所よりあいの代表、
    福岡県ひかり福祉会常任理事を務める。著書に『98歳の妊娠』、
    『あれは自分ではなかったか』などがある。

 今までにも何度か講演会に参加したこともありますし、三好春樹さんと一緒にセミナーを開催し、宅老所発の現場での実践を、熱くそして時には涙ながらに話される姿は同じ喜びや悩みを抱えている介護職員に圧倒的な支持を受けておられます。そんな、下村さんにお忙しい中、博多から来ていただくことがかないました。

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3時間と少し、たっぷりとお話しいただきました。下村恵美子さんです。


 事前の打ち合わせで講演のタイトルは、

  ・『最期まで生きることにつきあう、家族から看取りから学んだこと』

 と決めていました。新神戸駅から施設までの車中で、今回の受講生が来春入職予定の内定者という話を下村さんにすると、

  ・介護職員としてのやりがいやよろこびを

 ぜひ伝えたいということになり、急遽、

  ・下村さんが一般企業に就職しながらも福祉の道を選んだ理由
  ・精神病院から特養、そして宅老所と老人介護を続けている理由

 を、ターミナルケアの話と併せてしていただくことになりました。
 他の講演やセミナーでは聴くことのできない内容になりました。

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熱心に聴く内定者のみなさん、下村さんの話をこの人数で聴けるなんて贅沢ですよ!


 やはり、最後は涙になりました。お亡くなりになられたお年寄りの話をしているとどうしても感情移入し、その頃に時間が戻ってしまうのでしょうね。共に頑張った、共に老いた、そして共に喜び悲しんだからこそ、思い出すことができるエピソードであろうし、話せば流す涙だと思います。
 ターミナルケアの神髄はここにあるのだと思います。概念論や技術論だけではない。人と人との繋がり、そして時の流れの共有、なにより老いの喜びも苦しみもその両方を、本人・家族・施設で分かち合うことができればこそ、涙を流して讃え合うことができるのだと思います。
 下村さん、素敵なお話ありがとうございました。

 “オカリナ”って知っていらっしゃいますか? 
 優しくまろやかな音色を奏でる素敵な楽器です。
 NHK大黄河のテーマ曲♪演奏:宗次郎が頭に浮かんできますし、
 さつきちゃんとメイちゃんがトトロたちと一緒に大きな木の上で吹いていたシーンも思い出されます。

 グループで活動されている【ビリーブオカリナ】さんが御影に来てくださいました。

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暖かなそして光降り注ぐデイルームで演奏していただきました。


 馴染みの童謡、昔懐かしいナツメロ、そしてピンポン玉とビーズで製作した手作りの‘鳴り物’を使ってのクリスマスソングと楽しいひとときを過ごしました。

 歌を歌うと言うことは、歌詞を思い出し、声を口からだし、息を大きく吸い、そして手拍子や身体でリズムを刻むことができる、全身運動です。普段は運動量の少ないゲストも大きな声を出されたり手を打ったりしておられます。音楽の持つ力を感じる瞬間です。

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今回演奏に使われたオカリナです。
キーや音階によって大きさがあるそうです。なのでハーモニーを奏でることが出来るのですね。

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