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スタッフブログ

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 灘在宅支援センターと六甲道COCORO保育園の南側にある公園の桜は今が満開です(4月9日撮影)

 JR六甲道駅の南側の再開発エリアを望み、綺麗に咲いています。

 他の施設でも、花見に出かけています。
 今年は‘ちょっと遅いかな’とも思っていましたが、
 ここのところ急に暖かくなって咲き出しました。

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 青空に白い壁が映えます。
 屋上の赤と緑が保育園らしいと、私は思っています。
 “ぺったん、ぺったん、よいしょ、よいしょ”
 園児のかけ声と共に杵が振り下ろされます。
 すると、みるみるうちにお餅のできあがり。
 みんなで丸めて、安倍川餅、青のり餅、あん餅にしていただきました。
 『やわらか~い』・『あま~い』・『おいしい~』
 ‘餅つき’よりも、‘餅食べ’の様相でした。

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順番に並んで4回つきます。そしてはいポーズ!(※ソフト加工しています) ひとりづつペッタン!


 園児たちは小さな身体で杵(子供用の小さなもの)を持って、一生懸命ついています。中には後ろにひっくり返りそうになる子や、力を入れすぎて臼のへりを叩いてしまう子もいたりしますが、普段できない体験なので順番待ちの間から笑いの絶えない楽しい時間です。
 そしていよいよ、お餅を食べます。つきたてのお餅は、柔らかくて、甘くて、美味しいのです。まるで上等な和菓子のようです。おかわりをいくつも食べて、唇にきな粉や青のり、あんこをいっぱいつけて、実に楽しそうな園児たちでした。日本の風土・文化は実にいいものです。雪が舞う寒い中でしたが、また来年も楽しみにしています。

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杵を持つ大脇園長と高山さん、出来上がった美味しそうなお餅たちです。


 餅つきには、ロングステージ御影から、施設長・栄養士そして宿直業務に従事していただいている高山さんに応援に来ていただきました。特に高山さんには毎年お世話になっています。園児たちも高山さんのことは憶えているようで、最後に「ありがとうございました」と挨拶してお礼をいいました。
 今日は“クリスマスイブ”です。
 施設でもいろいろなことをして楽しみます。

 まずは、COCORO保育園
  ・叶谷(かなや)あやさんを迎えてのクリスマス会
    叶谷さん:大阪音楽大学を卒業。現在は声楽家として活躍の他に、ゲーム音楽の作曲や、
           ピアノ・声楽の後進の指導にあたられています。
 その叶谷さんのクリスマスソングを聴きながら雰囲気を味わいました。保育園のホールにこだまするオペラの歌声、伴奏していた保育士さんにあとで聞くと「鳥肌が立った」とのことでした。

  ・サンタクロース登場  日本語が上手になったサンタさん。毎年来てくれますね。
  ・クリスマスメニュー  アンパンマンオムライス、チキンナゲット、星形フライドポテト

 サンタさんも毎年1回の子どもたちとの出会いをとても楽しみにしていました。帰りに食堂を‘ちらっ’と見て『美味しそう!』と言っていましたよ。

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左:COCORO保育園のアンパンマンオムライス  右:ロングステージ御影のにぎり寿司バイキング


 ロングステージ御影では、昼食に“にぎり寿司バイキング”を楽しみました。最近ではスーパーのチラシなどにも「クリスマス寿司」などとあるので、チキンでなくお寿司を食べるのもありでしょう。職人さんをお呼びして、実演を交えながらのいわば「お寿司食べ放題」は、‘お寿司がなによりのご馳走’という方の多い世代にとって、チキンやケーキよりも良いのではないのでしょうか。もちろん、お寿司ということで、食べるということにいつも以上に意識がいくのでしょう、咀嚼や嚥下に少し困難が見られる方も、通常より常食に近い食事形態で食べることができていました。お寿司が魔法の食べ物と言われる所以です。

 食後は、【コーラスグループなでしこ】さんの歌唱を楽しみました。クリスマスソングを続けて歌い、その後♪もういくつ寝るとお正月♪を歌いました。‘もろびとこぞりて’よりも‘ジングルベル’よりも‘お正月’が一番大きな声で合唱できていたようです。折角サンタクロース姿で歌っていただいている【なでしこ】さんには申し訳ないのですが、「チキンよりもお寿司」だったようにお年寄りにとっては「クリスマスよりもお正月」なのかもしれないなとあらためて思いました。
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サンタ姿の【なでしこ】さんたちです。その姿に思わず“かわいい”と言ってしまいました(失礼!)

 少し前ですが、ロングステージ灘のデイサービスセンターでゲストの方々と保育園児20名(5歳児)との交流会を実施しました。 

 子どもたちはかなりの緊張気味でしたがとても温かく迎えてくださったゲストの方々の拍手と笑顔に囲まれながら普段保育園で歌っている唱歌「みかんの花咲く丘」や「瀬戸の花嫁」などを歌いました。歌を一緒に歌う方、手拍子をしてくださる方、目をつぶられて懐かしさに浸りながらお聞き下さる方、子どもたちには、人生の大先輩である一人一人の表情がとても新鮮に感じられたようでした。

 核家族化が進む中で、高齢者と乳幼児がふれあえる機会が極端に減ってきている世の中です。子ども達もどのようにゲストの方々と話していいのか戸惑っていましたが、肩たたきや握手を歌に合わせてしていくうちに距離が縮まり、中には感動されて泣かれているゲストもいました。

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握手をしました。小さな手と味のある手の出会いです。(※個人情報保護のため加工しています)

  ・98歳のおじいちゃんがいたよ。
  ・握手をしたら、いつまでも握手してくれたよ。

と、人生の先輩方々にお会いできた様子をいつまでも話していました。

 今後も子どもたちにとって、とても身近にいるおじいちゃん・おばあちゃんの存在でいていただけるようこれからも交流を図っていきたいと考えています。

 記事・写真:ロングステージCOCORO保育園
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