“ぺったん、ぺったん、よいしょ、よいしょ”
 園児のかけ声と共に杵が振り下ろされます。
 すると、みるみるうちにお餅のできあがり。
 みんなで丸めて、安倍川餅、青のり餅、あん餅にしていただきました。
 『やわらか~い』・『あま~い』・『おいしい~』
 ‘餅つき’よりも、‘餅食べ’の様相でした。

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順番に並んで4回つきます。そしてはいポーズ!(※ソフト加工しています) ひとりづつペッタン!


 園児たちは小さな身体で杵(子供用の小さなもの)を持って、一生懸命ついています。中には後ろにひっくり返りそうになる子や、力を入れすぎて臼のへりを叩いてしまう子もいたりしますが、普段できない体験なので順番待ちの間から笑いの絶えない楽しい時間です。
 そしていよいよ、お餅を食べます。つきたてのお餅は、柔らかくて、甘くて、美味しいのです。まるで上等な和菓子のようです。おかわりをいくつも食べて、唇にきな粉や青のり、あんこをいっぱいつけて、実に楽しそうな園児たちでした。日本の風土・文化は実にいいものです。雪が舞う寒い中でしたが、また来年も楽しみにしています。

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杵を持つ大脇園長と高山さん、出来上がった美味しそうなお餅たちです。


 餅つきには、ロングステージ御影から、施設長・栄養士そして宿直業務に従事していただいている高山さんに応援に来ていただきました。特に高山さんには毎年お世話になっています。園児たちも高山さんのことは憶えているようで、最後に「ありがとうございました」と挨拶してお礼をいいました。