今年も“焼き芋”を作りました。
 施設で育てた「さつまいも」を、一旦蒸かしてアルミホイルに包み、炭火で熱しました。
 さつまいもの糖分が熱を加えることによって匂いを出すのでしょうか、
 あたり一面になんとも言えない甘い匂いが立ちこめてきました。


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 美味しいそうでしょ!
 出来たての焼き芋です。
 “ほふほふ”言いながら頬張ります。
 適度に柔らかくて、適度に水気を含んでいるので、普段は一口大に切ったりしなくては食べることのできないゲストも、手に手に温かい焼き芋を持ってお口に運ばれます。

 不躾ではありましたが、ゲストのみなさんの食べている時のご様子を写真に撮らせていただきました。
 それはそれは、みなさんとても素敵な笑顔をされていました。
 ここで、お見せできないのが残念なのですが、私たちの仕事は、このように【温かくて優しくてゆっくりほっこり】とした時間を共に感じることができる仕事なんですよね。


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 「焼き芋」をするために、さつまいもを育てていただいたボランティアの方々、当日の準備をした管理栄養士を始め厨房の職員、そして灰まみれになり終わった後も炭の臭いをまき散らしていた相談員を始め事務所の職員。フロアーからゲストを誘導してくる介護職員。
 御影に係わる人たちみんなの力で、この美味しい「焼き芋」を食べていただくことができたのです。
 こんな風に、炭火を囲んで“ほっこり”した時間を過ごしました。


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 柔らかい焼き芋ですが、もちろん食べることのできないゲストもおられるので、形の悪いものや小さいものは“スイートポテト"に加工しました。
 芋をつぶして、バターと生クリームを混ぜ込んで、オーブンで焼くとできあがり(結構手間暇かかるんです)。
 これも、美味しくいただきました。

 午前中に、こんな楽しいことをやったものですから、今日はどことなくのんびりした空気の流れていたロングステージ御影でした。