20100522-CIMG0541.JPG

 だんじりが施設前にやってきました。今度は“浜石屋”地区のみなさんです。
 昨年は、運悪く‘新型インフルエンザ’発生時にあたって、やむなく延期、秋にパレードをおこなわれました。秋空の下でのだんじりも爽やかで良かったことを憶えています。
 浜石屋さんのだんじりには、いつも多くの稚児さんがついて回っています。お母さんも一緒だったり、お父さんに抱かれていたり、友だち同士だったり、だんじりの前で綱を曳く子どもたちもいれば、うしろにくっついて回る子もいます。また、少し大きな女の子がだんじりに乗って提灯を振っています。他の地区のだんじりでは見ることのできない光景です。

20100522-CIMG0528.JPG  20100522-CIMG0530.JPG

 トンチントンチンお囃子の太鼓と鉦の音が聞こえてくると、ワクワクしてきます。思わず踊り出して車道にまで行ってしまうグループホームのゲストや、車椅子の上から折れんばかりにだんじりに向けて手を振る特養のゲスト、なかなか普段の生活の中では見ることのできない‘生々しい’生きる姿がありました。だんじりのお囃子の調子、身体が憶えているのでしょうね。

20100522-CIMG0534.JPG  20100522-CIMG0538.JPG

 施設の前では、だんじりでいろいろな動きを見せていただけます。前を大きく揚げてあおったり、一旦後ろに下がって勢いを付けて前に突撃したり、大勢の男の方が半被の下に大玉の汗を滴らせながら一生懸命集中している姿は、いなせで格好いいものがあります。今日の残り半日と明日一日頑張ってください。しっかりビールの差し入れをしておきました。