12月5日(火) ロングステージ御影(特養)の家族会を開催しました。
 毎年春と秋に2回開催しています。
 春は、どうしても制度の切り替わりなどの説明が多くなるのですが(実際、今年の春は、介護保険一部負担増の話)、秋は比較的自由に題材を決めることができます。
 それでも、内容は、

   ・看取り(ターミナル)に関すること
   ・相続や後見に関すること

が主要なテーマになることが多いようです。
 もちろん、3.11のあとは、

   ・防災、津波対策

がテーマに上がったこともありました。


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 今回のテーマは【施設での看取りについて】です。
 施設相談員が、よくわかる“パワーポイント”を作ってくれたので、その資料に基づいて説明していきました。

   ・看取り(ターミナル)は、経験値の積み重ねがものをいいます

 通常の生活をしていたなら、おそらく1回か2回しか体験しないだろうことを私たちは複数回体験しています。なので、

   ・看取り(ターミナル)は、それぞれひとりひとり違う

ということを、肌身を持って知っているのです。

 資料はこう結びます。

  ・今日の家族会をきっかけに、再度「看取り」について考えていただける
   きっかけになれば、と考えています。
  ・まだまだ先の話だからと思わずに「看取り」について向き合うことで、
   一緒に過ごすことのできる時間を大切にしてもらいたいと思います。
  ・それに加えて家族のみなさまで、どういった最期を迎えることが、
   ご本人にとって良いことなのかを話し合っていただける機会になれば
   幸いに思います。


 「看取り」のお話の後は、お茶を飲みながらの懇談会です。
 ご家族同士、自身の経験などを語り合いながら、和気藹々とした時を過ごされていたようです。