サイレンが鳴り響き、誘導灯が点滅します。
 緊迫した雰囲気が施設内に走ります。

 【消防訓練】です。
 実際に、火災警報機を鳴らし、避難誘導を行い、点呼確認をします。
 また、消防署への模擬通報も訓練として行います。

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左:水消火器での模擬消火訓練 右:複合火災受信機や非常放送設備

 点呼確認後には、職員が集合して、施設内にある消防設備のレクチュアーを受けます。いざというときのために、職員全員が設備を把握し使えるようになっておくために必要なのです。

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左:スプリンクラー制御弁 右:消火用散水栓

 老人ホームでは、火災などの非常時に避難できる能力を持ち合わせていない方がたくさん暮らされています。そのために、まずは“燃えないこと”、次に“素早く消火できること”、そして“燃え広がらないこと”がなによりも大切になってきます。そのために、厳しい基準で建築され、基準に適応した建築材が使用されています。スプリンクラーや散水栓の設備も完備しています。

 そして、その設備をきちんと使いこなすために年2回以上消防訓練を行うようになっています。