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生活支援技術研修

2025.06.25

神戸事業合同で行う研修がいくつかあります。生活支援技術研修もそのひとつ。6月と7月の2回開催。1回目6月の内容は【移乗介助】です。

 

ベッドから車椅子への移乗[左片麻痺(要介護度2程度を想定)と全身麻痺(要介護度5程度を想定)]を、講師の実演を見ながら、受講者同士お互いをモデルにして体験学習しました。講師は、社会福祉法人キリスト教ミード社会舘理事長の吉岡先生にお願いしています。

 

私が、介護をしていた頃は、「介護者の片足を要介護者の両足の間に挟み込んだり」、「前屈みになった要介護者に“手を私の首に回してください”」なんてことをしていました。そして、かけ声を合わせて「よいしょ!」

 

しかし、今は「ボディーメカニクス」や「残存能力の活用」の理論を使った生活支援技術に変わり、要介護者にとっても職員にとっても、安心で安楽な介護技術を提供するようになっています。

 

また「説明と同意」を徹底しているので、「○○しますね」ではなく、「○○しますので、よろしいでしょうか」になり、さらにその時点で「気分が悪くないか、意に沿わぬことはないか」も確認することになります。

 

次回7月は【更衣介助】、毎年開催があり、職員(受講生)と一緒に見ていますが、毎回新しい生活支援技術を教えていただけるので、学ぶことばかりです。

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