2月8日から4週間の予定で就職情報webページ【とらばーゆ】にグループホーム御影の情報を公開しています。

 テーマは、“グループホームで暮らすということ”

 認知症のゲストが、グループホームで暮らすとなぜ周辺症状が治まって落ち着いて過ごすことができるのか?
 そのために工夫していることは?
 そして、実際にゲストはどのような生活をしているのかを、写真と文章で説明しています。



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 まずは玄関で迎えてくれるこの看板です。
 グループホームは『家』ですので、玄関を入って事務室があるわけではありません。
 入り口も専用、エレベーターも専用です。
 玄関外にインターホンがあって、自動ドアはセンターロック。
 ちょうど集合住宅のような感じです。
 チャイムの音も♪ピンポーンなんです。



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 取材をどの時間帯にしようかと考えていました。
 朝起きて、ごはんを食べて、お話をして・・・
 その間に、トイレやお風呂やレクリエーションがはさまります。
 写真に撮ると、うーんあまりグループホームらしさが伝わらないように思いました。

 なので、食事の風景に絞ってみました。
 グループホームの食事は、隣の特養や下のデイサービのように、一人ひとりのお膳をあらかじめ組み上げてくるわけではありません
 トレーやータッパーで人数分相盛りで配膳された食事をそれぞれの器に取り分けるのです。
 この行為はまず特養ではできません。
 そして、この行為はグループホームでの役割分担、自己肯定感にはもってこいなのです。
 上手にお箸を使うMさんです。
 お箸の持ち方もまさに教科書通りです。
 そして、満遍なく取り分けるのの上手いこと上手いこと。
 写真を撮っている私も感心してしまうほどでした。



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 お味噌汁も取り分けます。
 こちらは、熱い食材にも強い方がおられるとのことで当番が決まっているようです。
 お玉の使い方も上手です。
 男性の私に上手なんて言われる筋合いはないですよね。
 今まで、何日も何日も、繰り返してきた日常生活動作なのですから。


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 みなさんで「いただきます」です。
 みんな揃って食べる。
 そこに役割分担がある。感謝がある。
 すると、自分の居場所があり、自己肯定感につながる。
 少し大げさですが「生きてて良かった」となるのですよね。
 ここが、グループホームの強みです。

 定年まで夜勤を続けながら働き続ける職員もいます。
 興味ある方のご応募を心待ちにしております。